
旬を食卓に迎えること。季節を感じる暮らしの、静かな豊かさ。
忙しく過ぎていく毎日のなかでも、食卓にひと皿、旬のものが並ぶだけで、ふっと心がほどける瞬間があります。 そのときどきの「いま」しか味わえないものをいただくことは、季節と自分の暮らしが静かにつながる、小さなよろこびのように思います。
白明では、これまで毎月の坐禅会を通じて「静かに自分と向き合う時間」を皆さまと共有してまいりました。そして今回、食卓からも季節の移ろいを感じていただけたら——そんな想いから、この夏初めて、旬の実りを皆さまの元へお届けすることになりました。
山梨から産地直送でお届けする「旬の桃」
果樹王国として知られる山梨県は、桃の生産量が全国トップクラス。盆地特有の昼夜の寒暖差と豊かな日照が、糖度の高いみずみずしい桃を育てます。その品質の高さから、全国的に高いブランド価値を誇る産地です。
半世紀にわたり桃と向き合ってきた「笠井桃園」とのご縁
今回の桃は、山梨市で半世紀以上にわたり桃づくりを続けてこられた「笠井桃園」からお届けします。
日頃より盆栽を通じてご一緒させていただいている、桃松園代表の笠井さん。そのご両親が営んでいらっしゃるのが、この笠井桃園です。笠井さんを通じてこのあたたかなご縁をいただき、その桃を皆さまへお届けできる運びとなりました。
盆栽が、鉢という小さな世界のなかに自然の姿と季節の移ろいを映し出す表現であるように、桃づくりもまた、一年を通じて自然と向き合い、丁寧に手をかけ続ける営みです。
笠井さんご一家が大切にされてきた、その温かくひたむきな想いに触れ、深く心を動かされました。

自然の声に静かに耳を傾け、食べてくださる方の笑顔を思い浮かべながら、丹精込めて育てる——そんな一年ごとの積み重ねが、半世紀以上も続いてきたことに、ただ静かに頭が下がります。
効率だけでは決して生み出せない、長い時間と手間と愛情が、この一つの桃には詰まっています。
旬の味覚を、旬のときにいただく
桃が最も美味しい時期も、ほんのわずかな期間だけです。だからこそ、その一瞬を見逃さずに味わうことが、季節と丁寧に暮らすということなのかもしれません。
今年の夏、山梨の桃をぜひ食卓に迎えてみてください。その味わいの中に、笠井桃園の半世紀の歩みと、いまこの瞬間にしか味わえない豊かさが、そっと宿っています。
【季節限定】いまだけの味わいを食卓へ。山梨から産地直送でお届けする、旬の桃
🔗 2026年の受付は終了いたしました。たくさんのご注文をいただきありがとうございました。
ーー 桃は、夏と秋のはざまに実る果実
ご存じですか?「桃」は俳句の世界では、実は「初秋」の季語とされています。
店頭に並ぶのは7月から8月、まさに夏の盛りですが、旧暦の感覚では立秋を過ぎるとすでに「秋」。桃は、夏の名残りと秋の気配とを同時に含んだ、季節のはざまの果実です。
そう思って一つの桃を手に取ると、そのひとくちの味わいもまた違って感じられるかもしれません。
ぜひ食をとおして季節を感じるひとときをお過ごしいただけたらと思います。

